日本から用意してきた、辻友子、辻あやかのピアノ伴奏にのせて、雨降りお月さんや赤い靴などの童謡、蘇州夜曲などの歌謡曲を、木村天山が歌いました。
異国できく日本の歌は、郷愁をさそい、たいへん心に染み入ったと、終演後に、日本人のお客さんから言われました。
チェンマイは忙しい日本の都会とは違い、ゆったりとした時間が流れているので、日本の歌を深く味わうにはよい環境なのかもしれません。
さいきんはタイ人の間で日本語熱がじょじょに高まっているらしく、日本の歌をきくことで、日本に興味を持ってもらう端緒となれば、それ以上ありがたいことはありません。
日本語という母語を大事にし、また外国の方にもその良さを知ってもらう機会に、このコンサートがなっていけば、嬉しい限りです。
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