タイ チェンマイ カレン族村トゥンルアン 結婚式

平成20年6月16日


 

 村の儀式に参加した次の日は田植えでした。

 子供服の手渡しも終え、カレンの人たちと親交を深めました。

 その日は結婚式がありました。

 伝統的なもので、たいへん珍しいものでした。


 カレンの伝統的な鶏料理をつくっています。

 鶏は、その日のあさつぶしたものです。

 とっても新鮮です。


 お茶をいれてもらいました。七輪でゆっくりふっとうさせます。

 おだやかな朝の風景です。

 できあがった料理です。身がしまっていて、ほんとうのかしわの味でした。

  

 田植えを手伝いました。たくさんの村人でいっせいにやります。

 少しやっただけで腰が痛くなりました。

 重労働です。



結婚式のときに舞う剣舞を、とくべつに見せてもらいました。左が先生、上が弟子です。やはり先生の方が優雅でした。その後結婚式へ。べつの村からお婿さんを迎える儀式です。新婦の家に新郎が婿入りするのが習わしです。

  

 午後三時ごろ、新郎がとうちゃくしました。村の境界まで彼を迎えにいきます。

 たいこと鐘の鳴り物入りの、にぎやかなお出迎えです。

  

 おくの水色の衣装を着ているのが新郎です。

 自家製のお酒がどんどんまわってきます。

 のまなければ興ざめなので、がんばって飲みました。


  

 お祝いのためにつぶした豚をふわけしているところ。カレン人は豚に捨てるところはないといいます。

 レバーの蒸し焼きを食べさせてくれました。ほんもののレバーの味がしました。

 この調理場のすぐ後ろには、もう一匹豚がいました。

 その日に食べられる運命らしく、観念していました。


  

 式のクライマックス、三三九度です。手前に新郎、奥に新婦がいます。

 この次の朝から、新婦の女性は、白い衣装から既婚女性の衣装にかわります。

 


  

 新婦は学校の先生だったので、生徒さんたちが遠い村から来ていました。

 結婚式は、カレンの伝統を学ぶ場でもあるのです。

 ほとんどが女の子でした。


  

 生徒さんたちと記念にいちまい。忘れられない思い出ができました。

 またこの村を訪れます。たくさんの子供服とともに。

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〈事務局より〉


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