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サンチャゴ要塞での慰霊を終え、
マニラ湾に行きました。
戦没者追悼慰霊のためです。
また、子供服を手渡しました。
マニラ市街の、不法占拠者たちにです。
その様子をお伝えします。
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※ずっと見ていた子供。 |
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※空は排気ガスでぼんやりしていた。歓楽街のすぐ近くである。
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※湾の向こうに日が沈む。夕暮れ沿いは人でにぎわう。
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※午前中だったので、人は少なかった。
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※海はお世辞にも綺麗とは言えない。アメリカ大使館が近くにある。
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※慰霊を終え、枝を手折って海に流す。
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※水がどろりとしているためか、流れていかない。
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男の子が不思議そうに見ていました。
かといって邪魔はしません。
何となく何をしているか、わかったのでしょうか。
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私たちの泊まったホテルのすぐ隣が、不法占拠地帯でした。
サント・ニーニョのお祭りの日でした。たくさんの出店があったのですが、警察に強制撤去させられていました。
そのあわただしさの後、子供服を手渡しました。
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※カチューシャやぬいぐるみを手渡した。素直に受け取ってくれた。
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※ホテルの前で一日中遊んでいた子供たち。学校には行っているのだろうか。ぬいぐるみ、おもちゃを手渡した。
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※ピンポン玉ひとつで大盛り上がりできる子供。遊び道具がなければ、ひたすた追いかけっこをしている。子供が自分で遊んでくれれば、両親は大助かりである。
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フィリピンの未来を担う若者たち。
働きながら、ひまを見つけて勉強している姿をよく見ました。
日本とフィリピンは経済協定を結びました。
フィリピンから、介護士志望の若者がたくさん来てくれます。
彼らがとんなところから来るのか、知るよい機会になりました。
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子供たちは、日本では想像もできない、厳しい環境に生きています。
それでも、彼らは彼らなりに、秩序を保ち、自治の精神で暮らしています。不法占拠地帯のなかに入ると、不思議なほど平和でした。
こんごますます緊密になる、日比関係。
テラの会の活動が、そのより良い未来に、少しでも寄与できることを、願ってやみません。
〈了〉
■子供服支援 昼の部
■夜の部
■サンチャゴ要塞追悼慰霊
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