テラの会

フィリピン マニラ湾追悼慰霊〜子供服支援

平成21年1月17日


 サンチャゴ要塞での慰霊を終え、

マニラ湾に行きました。

戦没者追悼慰霊のためです。

また、子供服を手渡しました。

マニラ市街の、不法占拠者たちにです。

その様子をお伝えします。

※ずっと見ていた子供。

※空は排気ガスでぼんやりしていた。歓楽街のすぐ近くである。
※湾の向こうに日が沈む。夕暮れ沿いは人でにぎわう。
※午前中だったので、人は少なかった。
※海はお世辞にも綺麗とは言えない。アメリカ大使館が近くにある。
※慰霊を終え、枝を手折って海に流す。
※水がどろりとしているためか、流れていかない。

 男の子が不思議そうに見ていました。

 かといって邪魔はしません。

 何となく何をしているか、わかったのでしょうか。




 私たちの泊まったホテルのすぐ隣が、不法占拠地帯でした。

 サント・ニーニョのお祭りの日でした。たくさんの出店があったのですが、警察に強制撤去させられていました。

 そのあわただしさの後、子供服を手渡しました。

※カチューシャやぬいぐるみを手渡した。素直に受け取ってくれた。

※何となく顔立ちが日本人っぽい。日系人だろうか。

※ホテルの前で一日中遊んでいた子供たち。学校には行っているのだろうか。ぬいぐるみ、おもちゃを手渡した。
※ピンポン玉ひとつで大盛り上がりできる子供。遊び道具がなければ、ひたすた追いかけっこをしている。子供が自分で遊んでくれれば、両親は大助かりである。

 

 フィリピンの未来を担う若者たち。

 働きながら、ひまを見つけて勉強している姿をよく見ました。

 日本とフィリピンは経済協定を結びました。

 フィリピンから、介護士志望の若者がたくさん来てくれます。

 彼らがとんなところから来るのか、知るよい機会になりました。

 

 


 子供たちは、日本では想像もできない、厳しい環境に生きています。

 それでも、彼らは彼らなりに、秩序を保ち、自治の精神で暮らしています。不法占拠地帯のなかに入ると、不思議なほど平和でした。

 こんごますます緊密になる、日比関係。

 テラの会の活動が、そのより良い未来に、少しでも寄与できることを、願ってやみません。

               〈了〉

■子供服支援 昼の部
■夜の部
■サンチャゴ要塞追悼慰霊


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