テラの会

 フィリピン・マニラ衣服支援

  平成22年3月10日


フィリピンの活動紹介の前に

 たいへん残念なことですが、マニラでカメラが盗難に会いました。

 そのため、写真の90パーセントを失くしました。

 ご紹介できる写真は少ないですが、どうかご容赦下さい。

 じっさいはもっとたくさんの人に会い、もっとたくさんの衣服を手渡しました。

 マニラの治安が一刻も早く改善されることを、希望します。


 フィリピンの首都、マニラに来ました。

 先年水害や、火災があいつぎ、たくさんの人が家を失いました。

 復興は追いつかず、仕方なく路上に暮らす人たちに、衣服を手渡して歩きました。


マニラ湾の海岸沿いは、路上生活者のたまり場になっている


不本意ながらそこに住むしかない人たち。家族連れが多い


かろうじて屋根のある人たちもいる。大通りから小さな露地に入れば、貧民街がいくらでもある


フィリピンは全国を政治的に統括できていない。共産党ゲリラやイスラム過激派が活動を展開する


社会不安は街中の空気に溶けこんでいる。常に気が抜けず、歩くだけでも神経がたかぶる


エルミタ地区の露地。


もう顔を覚えられたようだ


マニラはべったりと湿気が多く、空気が悪い上に暑い。そこで暮らすのはたいへんだろう


日本にいては想像すらできない過酷な環境だ


銃器もそこら中にあふれている。子供も危険になれきっている


道ばたで水浴びをする姉妹。たらい一つである。水は、ポリタンクに入れられて配給される

 フィリピンは人口爆発のさなかにあります。

 公的な人口統計でも1億人強、戸籍のないような児童も含めれば、さらに数字は膨らみます。

 その人口の多さに比べ、経済の規模は小さすぎます。他国の援助なしにはすぐに行き詰ります。

 さて二日目は夜の路上生活者などに手渡しました。その様子もご覧下さい→☆☆☆

テラの会活動報告