フィリピン ネグロス島バコロド衣服支援 2
 
Bacolod, Philippines, Clothes support 2 14.Jan.2011

  平成23年1月14日
    
 

 フィリピンネグロス島のバコロド付近で衣服支援をしました。

 マンダラガンの山麓にある、砂糖きび農園のなかの集落です。

 ユーチューブ動画も合わせてご覧下さい。


少し大きめの子供服も持参できた


日本の支援者の方がたから送っていただいたもの


年若い女性たちははずかしがってあまり前に出てこない.日本の衣服は丈夫で長持ちする


手渡した帽子をかぶり、おどけて見せるおばあさん


フィリピンの農村はとにかく子だくさん.11人兄弟も珍しくない


協力者の現地人から「日本ではお金より命が大事ですが、フィリピンでは命よりお金が大事」ときいた


そのことばもうなずけるほど、人口爆発のはげしいフィリピン


貧しさから、自分の食べ物を得るのも精一杯の若者が、子供を生む


親は子供を食べさせられないので、道にものごいに出す.そうしてストリート・チルドレンが増える


90年代の統計では、公立小学校に入る子供のうち、100人あたり33人が六年生になる前にやめていく


公立小学校は「無償義務教育」であるにもかかわらずだ.子供を働かせる他ないのが理由


たとえ大学を好成績で卒業したからといって、高収入の職につけるとは限らない


名門大学を卒業し、フィリピン最大手の銀行のカウンター業務についた人の例では、初任給が1万ペソだった.およそ2万円である


そういった事情から、教育水準の高い人は、海外に就職先を求める.だがこの農村はそんな世界とは無縁だろう


家族の中に海外で出稼ぎする人が一人はいるのが、フィリピンでは当たり前だという

 砂糖きび農園の中の集落。同じような村が、そこら中にあります。

 支援物資も底をついてきました。

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