タイ・ウボンラーチャターニー衣服支援

  North east Thailand, Ubon clothes support
  
01.July.2011

   平成23年7月1日
    
 

 

 タイ東北部イサーンの、最東端の都市、ウボン・ラーチャターニーへ来ました。

 当初はラオス入りする予定でした。しかし日程の都合がつかず、市内近辺で衣服支援をすることに。

 はじめに向かったのは、民間の孤児施設です。名前は、

”ムニティ・デック・ガンプラー・イサーン”

 「イサーン孤児施設」といいます。

 そこで行った支援の様子を、ごらん下さい。

 



子供たちは学校へ行っていた。お手伝いさんが出迎えてくれた。一番上は大学に通っている


12人ほどの施設だった。政府からの支援はない。


日本からの慰問客はめったに来ない。とつぜんの訪問にも、喜んでこたえてくれた


上の写真は、この施設で育ち、立派に出世した卒業生。この二人が出資して、施設は成り立っている


ムニティ・デック・ガンプラー・イサーンの看板


泊まったゲストハウスのお手伝いさん。衣服を渡した。家族はたいへん貧しいという。


宿のすぐ近くにお手伝いさんの家族が住んでいた。家を訪れ、物資を手渡す


家屋だけは立派だが、ムーン河沿いを再開発するとき、政府が強制的に建て替えた


その時の借金が30万バーツ。15年返済である。


だから、一見豊かに見えても、実は貧しい。お手伝いさんは語った

ムーン川の対岸は、昔ながらの田舎のまま。ここも護岸工事の前は、同じだったのだろう

新品の衣服を手にし、大喜びのみなさん

 ウボンの街中は、相当公的資金が流れこみ、一見豊かです。

 しかし薄皮一枚はがせば、貧しさに縛られたイサーンの本当の姿が見えてきます。

 衣服など、売られているものをみても、中古の擦り切れたものばかりでした。

 

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