タイ・チェンマイ〜ビルマ・タチレク

 ビルマ・タチレク、少数民族孤児院衣服支援


   平成23年12月4日  


  
Burmese ethnic minority's orphanage clothes support, tachilek, the border of Thailand-Myanmar
  
04.dec.2011     

 

 タチレクです。

 ひょんなことから、孤児院の存在を知りました。

 バイクでタチレクの街の奥へ向かいます。

 ワ族、カチン族など、少数民族の孤児院です。 

 そこで衣服支援をしました。


水色の服の女の子の、誕生日だった.お兄さんが、孤児院を教えてくれた


彼はバイクでつきそてくれた.英語のできる彼のおかげで、どれほど助かったことか


ビルマ少数民の女の子


メーソートの方はカレン族が中心だが、タチレクはシャン、ワ、カチンなど、


ビルマ北部の少数民族が多い


少数民族といえど、さいきんまでほぼ自治態勢をもっていた


ワ族やカチン族は、ビルマ国軍と長いこと武力抗争していたことで知られる


とくにワ族は、民族をあげてアヘン栽培に従事していた


といっても平和な民族である.そのあたりの事情は高野秀行『アヘン王国潜入記』にくわしい


孤児たちの中には、戦争で親を失った子もいるのではないだろうか


英語が通じないので、くわしい事情はきけなかった


この孤児院は、2009年に設立された


丘の上にある「ダブルドラドン・テンプル」の尼さんが院長をつとめる


外国人との接触にまだなれない子たち

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それでも英語を一生懸命に学び、話そうとしていた


衣服はだいぶ少なくなっていたが、女子には一枚ずつは渡せた


小さな男の子の分はストリート・チルドレンにあげた、というか取られてしまった


みんなサンダルだが、朝や夕は、日本の冬なみに冷え込む


靴下や、ちゃんとしたズックがあると、どれだけ楽だろうか

 

 

 孤児院での衣服支援は、とりあえず成功しました。

 すぐにまた、ここに来ようと思います。

 このような孤児院は3年前にはありませんでした。

 それだけビルマの民主化が進んでいるのでしょう。

 孤児院のつづきと、国境の橋での慰霊の様子は→☆☆☆

テラの会活動報告