イロイロ/フィリピン

 経済困窮者支援 1


   平成24年10月18日  

  Support for the underpriviledged.

  Iloilo City, Panay island,Phillipines


  
18.October .2012     

 

 パナイ島のイロイロに着きました。

 バコロドから1時間の船旅です。

 海ぞいには、経済的に恵まれない人々の住む路地が、えんえんと連なっています。

 その一つに入り、衣服を渡していきました。


バコロドのあるネグロス島と、イロイロのあるパナイ島は、目と鼻の先


言葉や文化習慣も近く、イロンゴ語を話す

美しい海岸線には、貧民街はいつ果てるともなく、つづいていた


その広さは広大であり、さらに奥へ行くと、水上家屋など


陸にさえ住めない人たちがいる.そこはなお貧しい


私たちが衣服を配りはじめると、路地からぞくぞくと人びとが出てきた


正当な住居かも、分からない。不法占拠かもしれない


海ぞいや川ぞいの土地は、所有者がはっきりしない場合があり、


そこに貧しい人たちが住み出す。そうして形成されたスラムを、フィリピンで数多く見てきた


10月のイロイロは日本の真夏なみ.日差しをよけるのに、ニット帽が大人気だった


ひょうきんで元気な男の子.たくさん衣服を取っていたが、あとで優しい一面が見えた


少年用のくつも持参した.どこからともなく現れ、めぼしいものをひょっと取る老婆


フィリピンの例にもれず、ここも子だくさんで、赤ちゃんや幼児に渡すものもあった


6〜8才くらいの男の子


写真で見ると静かだが、まさしく怒涛のような人の勢い


後にビデオもアップする.入り乱れてもみくちゃの中で、押し入るようにして写真をとる


こうした笑顔の写真も、やっとこさとれた


支援物資をさっそく着る男の子.ストリート・チルドレンかもしれない


フィリピンは母系社会.種はどうあれ、母の筋さえしっかりしていれば、子供は親戚みんなで育てる


もらいすぎて、自分の半ズボンぱんぱんになった男の子


おとなしめの女の子も、おずおずと出てきた


衣服、カバン、帽子、くつ。みんな役に立つものばかり


親戚なのか、姉妹なのか


あたたかい路地の、いつもハッピーな雰囲気.日本では、もうそういう光景はとんと見なくなった


なかには不良になる子もいるだろう.しかしほとんどは、真面目な、働き者の人たちだ

 女ものの、夏物ぼうしが、大人気でした。

「男物の帽子をくれ」とせまられましたが、残念。ありませんでした。

 楽しい、和やかな雰囲気で、イロイロ海岸沿い支援はつづきました→☆☆☆

 

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