フィリピン

 カガヤン・デ・オロ台風センドン被災者支援 1


   平成25年5月16日  

  Supporting Act for Typhoon Sendong Victim Page 1  

  Cagayan de oro Philippines
  
16.May.2013
     

 

フィリピン、ミンダナオ島、カガヤン・デ・オロ。

昨年12月、台風”センドン”が上陸し、川が氾らんしました。

川辺に住んでいた人をはじめ、多数の被災者が出、死者・行方不明者は1400人にのぼります。

テラの会では、もっとも被害のひどかった、バラカナスという地区に赴き、衣服を支援しました。


カガヤンデオロ・キャピトル大学の教員、学生ら4人が協力してくれた


教員である、指導者の提案で、衣服を種類別に小袋に仕分けした.暑い中、よく作業を頑張ってくれた


1時間ほどで仕分け作業が終わった.これから支援にむかう.


ジープが来る予定であったが、きゅうきょ変更され、年代モノの三輪タクシーがきた.支援物資を天井にのせる


物資と人員の重さで、タクシーはやっとこさ走る.30度を越える熱の中、たいへんな移動だった


後部座席では、学生たちと会話が弾む.17才の女学生、アップルさんが紅一点


支援予定地に到着した.あらかじめ話をきいていた被災者が、どんどん集まってきた


いまは何もない空き地だが、かつては不法占拠者のあばら家が密集していた

v
フィリピン政府は、川べに住む彼らに、台風のとき危険なので、住み替えを再三勧めているが、


受け入れ先の住居の建設がまったく追いついておらず、いまだに貧しい人々は、危険な地域に住まざるをえない


被災したのは、大部分そうした人々だった.深夜2時のとつぜんの河川氾らんで、多くの人が逃げおくれた


生き残った人々は、きのみきのままの生活を強いられている

 飲食、住居、衣服すべてが欠乏していました。

 支援のはじめに、なるべく秩序だった活動ができるようにと、列をつくってもらいました。

つづき→☆☆☆

 

前のページへ

テラの会活動報告